少し前までは平成不況の論点がかみあっていなかったけれども、ここにきてやっと議論の全体を把握することができるようになってきたという感じで、この本はちょっとすっきりです。「経済学者が示す処方箋に大きな違いがある場合でも、経済学者の間では経済問題の把握についてかなりの合意事項があるのが普通である。しかし、一般社会に向けた政策論争では結論だけが主張され、経済学は百家争鳴の状態にあるように誤解されてしまう。」ということなんですね。
ISBN:4492394222 単行本(ソフトカバー) 柳川 範之 東洋経済新報社 2004/01/17 ¥1,575

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