アジャイルはAgileで英和辞書でひくと敏捷なとある。アジャイル開発は最近注目を集めていてよく耳にする。複雑で変化しやすいソフトウェア開発の要件に俊敏かつ柔軟に対応することを目指した手法ということらしい。これではよくわからない。この本ではウォータフォールに対する反復型・進化型の開発(Iterative and evolutionay development)、インクリメンタルな反復型開発(Iterative and incremental development, IID)をアジャイル開発と呼び、紹介しているところがわかりやすい。なお、UPはUnified Processのこと。

「アジャイル開発を導入できていない.NET開発者たちへ」(http://www.atmarkit.co.jp/fdotnet/devprocess/agileentry01/agileentry01_01.html)からアジャイル・ソフトウェア開発宣言の4つの価値を挙げておく
1. プロセスやツールよりも、個人と相互作用
2. 包括的なドキュメントよりも、動作するソフトウェア
3. 契約交渉よりも、顧客との協調
4. 計画に従うよりも、変化への対応

Web上のリソースから幅広いリンクや記事のあるサイトを紹介しておく。

●アジャイル手法 http://www.agilealliance.com
●オブジェクト手法 http://www.cetus-links.org
●ソフトウェア工学 http://www.bradapp.net
●中国のサイト http://www.iturls.com

ISBN:4822281914 単行本 越智 典子 日経BP社 2004/09/09 ¥2,520

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