パンツを脱いだサル―ヒトは、どうして生きていくのか
2005年11月20日 読書
著者の大口にだまされているようにも思うが面白かった。なぜ梗塞はサルにはなく人間だけにあるのかという問いかけも著者らしい。脳梗塞を克服してなお健筆なのには敬服する。国会議員になったのもこの本を書くためであるというのはちょっと・・。過剰を作り出して蕩尽するというのが文化や制度であり、これが著者のいう「パンツ」である。パンツは人間の本性であり、脱ぐことは極めて難しい。このパンツを脱がなければ、グローバル資本主義を止めて、サステナブルな社会を築き上げることはできないだろう。ここまでは分析。ではパンツを脱ぐことができるのか。栗本氏はできないと言っているのでしょうか?先生(たぶん大学の先生をしている筈)のホームページはホモパンツ・コム(http://www.homopants.com/)です。ISBN:4768468985 単行本 栗本 慎一郎 現代書館 2005/04 ¥2,100
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