吉阪隆正は1980年12月に亡くなっている。著者10才位のことであるから、直接の影響は受けていない世代である。その目から見ると、彼は「お坊ちゃま」ということになる。その後「戦後助教授陣」とでも言うべき先生のひとりとなる。西山卯三、丹下健三、清家清、池辺陽、浜口隆一、大江宏。みな30代だったそうだ。戦後の価値観の転換によって上の世代の重しが弱まり、大学を拠点に後進を育成した。確か象設計集団やみかん組は彼の血を引いていたはず。気になる代表作は、日仏会館、アテネフランセ。ISBN:4860730291 単行本 倉方 俊輔 王国社 2005/09 ¥2,100

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