ヴァーチャルとは何か?―デジタル時代におけるリアリティ
2006年6月3日 読書
「契約、すなわち暴力のヴァーチャル化」というのが面白いと思った。人間を形成した3つのヴァーチャル化ということで、言語(ランガージュ)、技術、契約をあげる。言語は現在をヴァーチャル化、技術は行為をバーチャル化、契約は暴力をヴァーチャル化。芸術はというとヴァーチャル化のヴァーチャル化。なんとなくもやもや感が残るが・・。「バーチャル化の広く一般化する動きは今日、単に情報やコミニュケーションだけでなく、身体、経済的な活動、完成の集合的枠組み、そして知性の行使にまで影響を与えている。ヴァーチャル化は存在全体の様式、「私たち」の構成までに及んでいる」。
ISBN:4812206073 単行本 ピエール レヴィ (著), Pierre L´evy (原著), 米山 優 (翻訳) 昭和堂 2006/03 ¥3,045
ISBN:4812206073 単行本 ピエール レヴィ (著), Pierre L´evy (原著), 米山 優 (翻訳) 昭和堂 2006/03 ¥3,045
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