「Web2.0」の謎(その2)
2006年8月21日 コンピュータ コメント (2)「I/O」誌から続けて引用します(しつこいかな?)。「Web2.0」とはDale Dougherty氏が同氏が所属するO’Reilly & AssociatesとMediaLiveが共同主催する会議の準備のなかで生み出した言葉だそうです。この会議とは2004年に開催された「Web2.0カンファレンス」で、「Web2.0」はTim O’Reilly氏(オライリー社長)が提唱した概念とされています。このカンファレンスでは、「Web2.0」がWebをプラットフォームとして捉えることを意味していたという。翌2005年10月にもカンファレンスが開催され、「Web2.0」がより広範なWebサービスを含む概念であることなどが議論され、具体的な例が示された。共同主催のMediaLive社は、ComdexやJavaOneなどのIT関連イベント事業を手がける企業であり、この背景をみると、「Web2.0」は企業ベースによる造語であるという捉え方は誤りではないといえます。
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