著者は神戸女学院の先生で、専門はフランス現代思想。といっても全然堅い本ではない。というのもブログを本にするというスタイル(http://blog.tatsuru.com/)をとっているからで、読みやすい。本になるほどのものをブログに書いているのはありがたいことだ。数あるブログの中からこういうページを見つけるのは難しい。偶然の遭遇時に忘れずにメモっておくしかない。内田先生は、あとがきで、ブログ文書の特徴を自ら分析している。「話が『くどい』ということである」、「話が途中でどこかへ行ってしまう」、「言っていることのつじつまが合っていない」。
ISBN:4163677003 単行本 内田 樹 文藝春秋 2005/11 ¥1,600

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