人口が変える世界―21世紀の紛争地図を読み解く
2007年2月10日 読書
人口問題というのは、今も昔も社会を動かす底流となっている。イスラエルはガザ地区からの撤退を実行し、体外受精の費用を政府が負担する。それはユダヤ人の少子化、アラブ系の出生率が高いという現実があるから。EUの拡大にトルコが警戒されているのも似たようなことが問題になっているからだという。中国の一人っ子政策、アフリカのHIVが人口構成に与える影。ロシア、中東、南米、アメリカ。世界中で人口問題が政策に大きく影響している。そりゃそうだと思う。面白かった。
ISBN:4532352339 単行本 日本経済新聞= 日本経済新聞社 ¥1,575
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