中村 拓志さんが、Shibuya Publishing & Booksellersを設計し、「思えば本屋は、amazon.comの登場以来、劇的に変化してきました。目的的に本を買う場合はamazonで買う。本屋は自分の思いもしない本と出合う場、情報収集する滞在の場と変化してきました。」とブログに書き、一般書店からセレクトショップへの変貌を語っている。大型書店の進出していない地方ではこの傾向を先取りしているという。本書で著者は東京では出会えない個性派書店を求めて、人口2200人の山村から奄美大島、はてはタイ・バンコクにまで足をのばす。都築響一さんは「ポパイ」や「ブルータス」を経てきたベテランの編集者であり、「TOKYO STYLE」(京都書院・ちくま文庫)などを著したライターとしても知られている。ウェブを検索してみると、松岡正剛さん(http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya1152.html)、村上春樹さん(http://www.shinchosha.co.jp/shinkan/nami/shoseki/301431.html)といった大御所による都築さんの本の書評を見つけることができる。こういう本のどこが玄人受けするのだろうか。よくわからない。

著者:都築響一、出版社:晶文社、発行年月:2008年02月

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