「Ubuntu」(ウブントゥ)が注目され、盛り上がりを見せている
2008年8月2日 コンピュータUbuntuはアフリカの言葉で「共生」(being-with-others)を意味するそうだ。Ubuntuプロジェクト創始者のマーク・シャトルワース氏は2005年に約1000万ドル(約12億円)の私財を投じてUbuntu財団を設立した。シャトルワース氏は南アフリカ共和国出身のIT億万長者であり、Linuxコミュニティに恩返しをすることが財団設立の動機。アフリカ人初の宇宙旅行も実現させている。ITで成功して宇宙へというのは世界的な流行だったんだろうか。UbuntuはDebianから派生したディストリビューションだ。Linuxのディストリビューションは、パッケージ管理システムによって、RPM系、Slackware系、そしてDebian系の3つに大別することができる。RPM系はRed Hatを筆頭にFedora、CentOS、Turbolinuxなどがある。Slackware系はSlackwareやPlamo Linux。Ubuntuが属するのはその出自からわかるようにDebian系である。Debian系には他にKNOPPIXなどがある。
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