建築の本を沢山書いている五十嵐 太郎さんの本。「建築」と「映画」の関係を学者らしくクリアに整理しています。が、期待した内容ではなかったです。五十嵐さんはあまり映画が好きじゃないんだろうか。「鈴木了二が語る映画と建築」のような、もっと建築評論家らしい熱い視点を期待してました。

『鈴木了二さんは映画の中に「建築映画」というジャンルがあるといいます。鈴木了二さんが言う「建築映画」というのは、そこに出てくる建築をいかに上手く撮るかに重点が置かれていて、俳優や音楽そしてストーリーまでも建築を見せるためにある映画で、たとえ一瞬でもそこに映る建築がいきいきと画かれ、それが主人公やストーリーへの注目に比べて勝っているものだといいます。』(http://www.ozone.co.jp/blog/archives/2007/06/post_18.htmlより)

五十嵐さんのブログはhttp://www.cybermetric.org/50/index.htmlです。

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