サイのクララの大旅行―幻獣、18世紀ヨーロッパを行く
2009年11月21日 読書 コメント (2)
インドサイ「クララ」は幼いときからインド植民者の邸宅で飼われてきた人懐こい子。オレンジとビールとタバコを愛した。そしてオランダ人船長とヨーロッパにわたる。人間との信頼関係があったから、クララはヨーロッパまでの長い船旅に耐えられた。18世紀の実話である。
当時ヨーロッパではサイを知る者がほとんどいない。「幻の獣」だった。クララはヨーロッパのほぼ全域を20年かけて巡業し、行く先々でブームをまきおこした。興行者はクララの肖像権をセールス。おかげで絵などにその姿が描かれ、クララの姿が後世に残った。
作者のリドリー,グリニス(Ridley Glynis)はイギリス、ニューカッスル生まれ。18世紀学の学者で、現在はアメリカのルイスヴィル大学英文学部准教授。この本でInstitude of History Research賞を受賞した。
当時ヨーロッパではサイを知る者がほとんどいない。「幻の獣」だった。クララはヨーロッパのほぼ全域を20年かけて巡業し、行く先々でブームをまきおこした。興行者はクララの肖像権をセールス。おかげで絵などにその姿が描かれ、クララの姿が後世に残った。
作者のリドリー,グリニス(Ridley Glynis)はイギリス、ニューカッスル生まれ。18世紀学の学者で、現在はアメリカのルイスヴィル大学英文学部准教授。この本でInstitude of History Research賞を受賞した。
コメント