ルイス・バラガンの家~世界の名作住宅をたずねる
2010年5月8日 読書
ピンクや赤の鮮やかな色を使った彫塑的な壁の住宅。バラガンの作品は雑誌などにしばしば取り上げられて目にする。たとえば、福山雅治さんのキユーピーマヨネーズのCMで、ピンクの壁を背景に馬が走るシーン。
印象的なこれらの住宅はメキシコの明るい風土を反映したものだ。ピンク・黄色・紫・赤などのカラフルな色彩で壁を一面に塗るなどの要素はメキシコの民家によく見られる。
この本で主にとりあげられている自邸は、バラガンが亡くなるまでの約40年間を過ごした。彼は故・黒川記章氏のようにイメージスケッチによるデザイン、設計を行なったという。それを元にアシスタントが図面を描いた。
バラガンはメキシコ第2の都市グアダラハラの地主階級の家に生まれ、グアダラハラの自由工科大学を卒業したが、建築はほとんど独学だった。ただ大建築家のごたぶんに漏れず、親にお金があったこともあり、2年間かけてスペイン、フランス、モロッコと建築グランドツアーを行った。それが建築家としての出発となった。
ルイス・バラガン(Luis Barragan、1902年3月9日~1988年11月22日)は2002年には生誕百年を迎えた。
印象的なこれらの住宅はメキシコの明るい風土を反映したものだ。ピンク・黄色・紫・赤などのカラフルな色彩で壁を一面に塗るなどの要素はメキシコの民家によく見られる。
この本で主にとりあげられている自邸は、バラガンが亡くなるまでの約40年間を過ごした。彼は故・黒川記章氏のようにイメージスケッチによるデザイン、設計を行なったという。それを元にアシスタントが図面を描いた。
バラガンはメキシコ第2の都市グアダラハラの地主階級の家に生まれ、グアダラハラの自由工科大学を卒業したが、建築はほとんど独学だった。ただ大建築家のごたぶんに漏れず、親にお金があったこともあり、2年間かけてスペイン、フランス、モロッコと建築グランドツアーを行った。それが建築家としての出発となった。
ルイス・バラガン(Luis Barragan、1902年3月9日~1988年11月22日)は2002年には生誕百年を迎えた。
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