「韓流」と「日流」―文化から読み解く日韓新時代
2010年9月26日 読書 コメント (2) 「韓流」はよく知っていても「日流」現象という言葉はあまり耳にしない。が、食や文化の交流を通じてジワジワと日流が韓国に浸透している。というのは韓国ドラマを通じてもよく感じる。著者はクォン ヨンソクさん。東アジア国際関係史、日本外交史を専門とするソウル生まれの研究者。一橋大学大学院法学研究科准教授。出版は日本放送出版協会 (2010/07/30 )。
第1部で数ページにわたって韓国ドラマに触れている。ここで知った豆知識を1つ披露する。韓国では約1時間半の放映時間の間にCMが入らない。これは視聴者がドラマのストーリに集中するために一役買っている。さらにドラマのトータル時間が決められた枠をはみ出すことに韓国では抵抗がない。これは製作者側のメリットになっている。よりドラマ作りに専念できる。夜のドラマは週2日が基本で、1日目は次の日に続き、2日目でストーリが1段落する。
韓国では、8時のニュースが終われば、あとは時間がずれることに抵抗がないそうだ。電車時刻表といい、時間のやや病的な厳守は、きわめて日本的なことなのかもしれない。なお日本のテレビで韓国ドラマが放映されるときは、途中にCMが入り、時間内に納まるようにカットされるのだから、全く同じドラマを観ていると思わないほうがよい。
韓国ドラマが最初にブームとなったとき、韓国ドラマがなぜブームになったかについての解説がずいぶん為された。いまは気付いている人が多いけれども、その分析はブームになった一部のドラマについての分析だった。韓国ドラマはもっと多様性をもつ。韓国でドラマは国を代表する文化であって、日本でいうと、アニメより相撲や歌舞伎に近い位置にある。それだけ役者、シナリオ、監督のすべてに、才能のある人とお金が集まっている。だから韓国ドラマは面白い。
DiaryNoteの「商品・ニュースの検索」が10月上旬まで使えない。商品紹介へのリンクがないはそのため。機能のアップ中でしょうか。楽しみです。
第1部で数ページにわたって韓国ドラマに触れている。ここで知った豆知識を1つ披露する。韓国では約1時間半の放映時間の間にCMが入らない。これは視聴者がドラマのストーリに集中するために一役買っている。さらにドラマのトータル時間が決められた枠をはみ出すことに韓国では抵抗がない。これは製作者側のメリットになっている。よりドラマ作りに専念できる。夜のドラマは週2日が基本で、1日目は次の日に続き、2日目でストーリが1段落する。
韓国では、8時のニュースが終われば、あとは時間がずれることに抵抗がないそうだ。電車時刻表といい、時間のやや病的な厳守は、きわめて日本的なことなのかもしれない。なお日本のテレビで韓国ドラマが放映されるときは、途中にCMが入り、時間内に納まるようにカットされるのだから、全く同じドラマを観ていると思わないほうがよい。
韓国ドラマが最初にブームとなったとき、韓国ドラマがなぜブームになったかについての解説がずいぶん為された。いまは気付いている人が多いけれども、その分析はブームになった一部のドラマについての分析だった。韓国ドラマはもっと多様性をもつ。韓国でドラマは国を代表する文化であって、日本でいうと、アニメより相撲や歌舞伎に近い位置にある。それだけ役者、シナリオ、監督のすべてに、才能のある人とお金が集まっている。だから韓国ドラマは面白い。
DiaryNoteの「商品・ニュースの検索」が10月上旬まで使えない。商品紹介へのリンクがないはそのため。機能のアップ中でしょうか。楽しみです。
コメント