「僕の彼女は九尾狐＜クミホ＞」のシン・ミナ

2010年SBSのドラマ。「華麗なる遺産」のイ・スンギと大好きなシン・ミナのラブコメが面白くないわけがない。このドラマは少し異色で、シン・ミナのク・ミホは妖怪だ。・・とここまで書いて「妖怪人間ベム」のテレビCMを思い出した。異色でもないか。

メインテーマ曲「狐の嫁入り 」が印象的だ。歌は国民的歌手のイ・ソニによる。

九尾狐（クミホ）は「本来人間の肝を食う民話上の妖怪」であり、これまで怪談として数多くの映画やドラマの題材になってきたそうだ。アクションスターを夢見る演劇科映画科の大学生チャ・テウン（イ・スンギ）が迷い込んだチョンボ寺の掛軸に封印された狐に九本の尻尾を描いてしまい、500年以上閉じ込められていた九尾狐(クミホ)の封印をといてしまうところからドラマがはじまる。

パク・トンジュ役のノ・ミヌは「パスタ」にもでている。脱退したがロックバンド「トラックス」のドラマーとして芸能界にデビューした。「X・ジャパン」のリーダーヨシキがアルバムのプロデュースして当時は話題を集めたらしい。

脇役に「パリの恋人」のテヨンのおじさん、カン・ピルボを演じたソン・ドンイルが、同じく映画監督として、パン・ドゥホン役で出演。テウンの先輩、パン・ソンニ役のヒョミンは歌手で、ガールズグループ「T-ARA」の第一期メンバー。

演出は「スターの恋人」、「ロビイスト」を手がけたプ・ソンチョル。