韓国(2010年KBS)で視聴率が高かっただけあって、途中で見るのをやめたいとは思わなかったし、結構面白かった。ただ、もう1度みたいという程の良さではない。そろそろ韓国ドラマに飽きてきたのかもしれない。

韓国ドラマはラストが好きだ。これを見たくてドラマを最後まで見続けることもある。多くの最終話は、ドラマの本筋からは無くてもよい、付け足しになっている。キム・タックのラストもその範疇に含まれる。では何故最終話を付け足すのかというと、長い間ドラマを見続けでもらったドラマのファンへのサービスだと思う。そのために1話を視聴者に提供する。ドラマを見終わったあとに、イヤーな感じを残さないように、道徳に沿った結末を用意し、人物設定が善人か悪人かを問わず、登場人物全員がドラマ後を前向きに生きていくことになる。これが気持ちいい。

最近は少なくなったのだが、少し前は、ドラマの最後の最後でスタッフ全員のメイキング映像が流れ、視聴への感謝のテロップが流れるのが当たり前だった。ドラマに入り込んで、リアルとドラマの区別があいまいになっていた視聴者へ、キッパリと、これはフィクションだったんですよ、と催眠から目をさまさせるかのように、明るくドラマを締めくくった。これも視聴者への素晴らしいサービスだった。このすたれた習慣はぜひ復活してほしいものだ。

キム・タック役のユン・シユンは新人。シン・ユギョン役のユジンは「めっちゃ大好き」のヨ・ボンスン。

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