「総理と私」のユナ

面白かった。ユナのカラッとした明るさが好きだ。韓国の視聴者には受けがよくなかったらしい。そんなことはどうでもよい。が、ユナとキム・ボムスの主演で、何故視聴率を得られなかったのかという分析がネットにあったので読んでみた(「真冬の星」など)。視聴率に拘るのはジャニーズ主演のドラマと似ている。

ユナは、よく知られているように「少女時代」のメンバーで、女優がメインではない。そして、大手芸能事務所のSMエンターテインメントに所属している。業界への影響力の大きさなどから「SM帝国」とも称されるらしい。CMなどでよくみかけているAKBやEXILEのメンバーがドラマに主演すると、役柄より役者の素がみえてしまう。韓国の人にとっては、そんな理由でドラマに没頭できないのかもしれない。ユナはEXILE某氏のような大根ではないですよ。

大統領ではなくて、韓国では影の薄い総理が主役となるのは珍しい。教えてgoo!の「なぜ韓国には首相と大統領がいるんですか？」を参考にすると、主な大統領制の国にはアメリカ、フランス、ロシア、韓国などがある。アメリカに総理はいない。フランスの総理は国民議会の多数派から選ばれる。ロシアや韓国の総理は議会の同意を得て大統領が任命する。大雑把にいうと、「大統領が首相を兼ね、国務総理は副総理に相当する」 ,「副大統領に相当するとも言えるでしょう」となる。

総理(キム・ボムス)の秘書室長にチェ・ジョンアン。彼女は「コーヒープリンス1号店」のハン・ユジュ。随行課長にユン・シユン。このドラマにもチョン・エヨンがチョイ役で出演。(2013年/KBS)